揃えておきたい定番のアメカジスタイルと今が旬のアイテム〔春夏編〕
アメカジ=アメリカンカジュアルの略で、元々は、アメリカの大学生のスタイルを手本としたスタイルで、日本でも1960年代にアイビールックとして流行りました。
現在のスタイルでは、比較的ラフなアメリカ風の衣料を取り入れたスタイルの事を指すようですが、基本的なアイテム+今が旬のアイテムを押さえてこなれたアメカジスタイルを提案します。
これだけは絶対に押さえておきたい基本的なアイテムと、今が旬のおススメアイテムを見ていきましょう。
目次 1.ジーンズ&デニムジャケット 2.トップス 3.スニーカー
1.ジーンズ&デニムジャケット まず、絶対に外せないアイテムはジーンズとデニムジャケットですね。 これなしではアメカジは始まらないといっても過言ではないでしょう。
元々は、ワークウェアだったジーンズとジャケットですが、1940年代以降はランチウエアとしての要素が強くなります。 そこから、様々な流行の中でジーンズも進化を遂げてきました。
シルエットひとつとっても、時代によって変わってきましたが王道のアメカジスタイルを楽しむならまずは基本のストレートです。
それも、色落ちのしていないリジットタイプのものを選ぶと良いでしょう。 履きこむ事により、自分だけの色落ちが楽しめます。 ジャケットも同様です。 ダメージ加工や、ストレッチのはいっていないシンプルな物は、他のアイテムとも合わせやすく、真夏以外、1年を通しても永く着れますので一枚はもっていても損はしないでしょう。
2.トップス さて、基本のジーンズとデニムジャケットが揃ったら今が旬のアイテムが必要ですね。 春夏の季節には、シャツ、Tシャツ、コットンニットがおススメです。
・シャツ まずは、ボタンダウンシャツやワークシャツが取りいれやすいですね。 無地でシンプルなものと、チェックやストライプなどの柄物が一枚ずつあると便利です。 シンプルなジーンズやジャケットとも合わせやすく、また温度調節もしやすいので軽く羽織るのにも適しています。 ボタンを締めて着たり、あえてボタンは留めずにオープンに着たりと、幅広い着こなしができます。
・Tシャツ ジーンズとTシャツ、無敵のアイテムと言っても過言ではないくらいのスタンダードですね。 ただ、種類が多すぎて絞るのが難しいくらいです。 中でも、アメカジスタイルに欠かせないデザインとしてロゴTは有名です。 カレッジ、ベースボール、フットボール、ミリタリー…など沢山のロゴデザインがあります。 また、プリントの入れ方にも種類があるのをご存知ですか? 代表的なものでは、染み込みプリント、フロッキープリント、ラバープリントなどがあり、それぞれ雰囲気が大きく変わります。 詳しくはまた次回にでも紹介するとして、ロゴTは何枚も揃えたくなるアイテムかもしれません。
また、この季節に是非おススメしたいのがボーダーTです。爽やかで涼しげな印象を与え、他のアイテムとも合わせやすく、単調になりがちなコーディネートにお洒落感もプラスされます。 ボーダーの幅が細いほど、可愛らしく、太いと元気でよりカジュアルな印象を与えます。
反対に、シンプルな無地Tも外せないアイテム。 真夏の暑い日に、涼しげな真っ白のTシャツとジーンズのシンプルなスタイルは年齢関係なくアイテムの良さが引き立つコーディネートです。
・コットンニット その名の通り、コットン100%のニットです。 春夏の時期に着れるニットと言うことでサマーニットとも呼ばれます。 ウールが入っていないので、もちろんチクチク感も一切ありませんし、お洗濯も簡単でお手入れも特に必要ありません。 何より、Tシャツでは少しラフすぎると言った場面でも一役買ってくれるアイテムですので、カジュアルだけど大人の雰囲気の着こなしができます。
3.スニーカー さて、最後は足下です。 『お洒落は足下から』の言葉にもあるように、どれだけカッコいい服を着ていても、足下がきちんとしていないとせっかくのコーディネートも台無しです。
王道のアメカジスタイルには、ローテクスニーカーがおススメです。 ローテクスニーカーとは、色んな機能がついたハイテクスニーカーとは真逆の、昔から変わらず、シンプルで飾り気の無いデザインが特徴です。
シンプルなデザインゆえに、コーディネートに馴染みやすく、春夏の季節にはロールアップしたジーンズとの相性も抜群ですので、爽やかなコーディネートにもぴったりです。
まとめ 今回は、アメカジスタイルをテーマに基本のアイテムと今が旬のおススメアイテムを紹介していきました。
基本の、ジーンズとデニムジャケットをベースに季節にあったアイテムを選んでいけば色んなアメカジスタイルが楽しめます。
また、ジーンズやジャケット同様に、シンプルな物こそ永く使える愛用品になりますので、素材や作り込みがしっかりとしたものを選んでいくと、何年経ってもカッコいいアメカジスタイルの完成です。